茨城県住宅供給公社~破産手続開始申立 [破産手続き]

借金が800億円もあったなんて…。想像がつきません。 全国の住宅供給公社として初の破産による解散。 破産しないよう破産しないように延命し続けても かえってツラいだけかもしれませんね。 他の自治体も似たりよったりだと思うのですが、大丈夫なのでしょうか??




茨城県住宅供給公社~破産手続開始申立
(東経ニュース2010/9/29)


業種 宅地分譲、賃貸住宅管理  
所在地 茨城県水戸市大町3-4-36  
設立 昭和27年5月  
代表者 上月 良祐  
負債総額 (H22/9/17時点)523億3,697万円  

平成22年9月28日、水戸地裁に破産手続開始を申し立てた。9月1日開会の定例県議会で、債務返済のための「第三セクター等改革推進債」の議案が可決され、今回の措置となった。負債総額は9月17日現在で523億3,697万円。全国で51ある地方住宅供給公社の破産処理は今回が初めてで、第三セクターでは今年最大の倒産。

当公社は昭和27年5月、民間の住宅建設助成を目的に(財)茨城県住宅協会として発足。その後、地方住宅供給公社法の制定に基づき、水戸市、日立市、土浦市等の自治体出資で茨城県住宅供給公社に改組した。住宅用地の供給で茨城県民の住宅取得に寄与し、最盛期には155億円内外の事業収益を計上した。

しかし、バブル期に取得した住宅用地がその後の不動産市況悪化で販売が難航、これら事業用途で調達した借入金もピーク時には800億円を超えるなど金利負担が経営を圧迫。この間、民間との競合も加わり事業収益は漸減傾向にあり、平成20年3月期の事業収益は26 億円内外まで落ち込んでいた。また、バブル崩壊での地価下落で減損会計等の会計基準改訂により含み損が発生。多額の損失計上となり、平成17年3月期には 461億円内外の債務超過に陥っていた。

当公社の上月 良祐理事長(茨城県副知事)は9月28日、茨城県庁で記者会見し、全国の住宅供給公社として初めて破産による解散となることを謝罪した。
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