送りつけ商法 詐欺容疑で逮捕 [債務整理]

久しぶりに、詐欺の大元が捕まったニュースを見た気がします。。
本当に、どういう気持ちでこういった詐欺をしているのか、全く理解ができないです。
毎日毎日詐欺事件が発生していますが、そんなにたくさんの人が詐欺を行える心を持っているのかと思うと残念でしかないですね。。

送りつけ商法 詐欺容疑で逮捕
10月30日 NHK NEWS WEB

東京・新宿区の健康食品販売会社が、注文を受けたように装って客に商品を送りつけるいわゆる「送りつけ商法」の手口で、高齢者などから金をだまし取ったとして、警察は、営業担当者ら11人を詐欺の疑いで逮捕し、被害は全国で数億円に上るとみて調べています。

逮捕されたのは、東京・新宿区の健康食品販売会社、「健美食品」のY.S・容疑者(29)ら営業担当者だった11人です。
埼玉県警察本部は容疑を裏付けるため、本社など関係先およそ30か所を捜索しました。
警察によりますと、佐生容疑者らはことし2月から4月にかけ、実際には注文を受けていないのに埼玉県美里町の74歳の女性など11人に「注文を受けた商品を送りたい」などとうその電話をかけて栄養補助食品を送りつけ、その代金として1人につきおよそ3万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
こうした手口は「送りつけ商法」と呼ばれ、これまでの調べによりますと、健美食品は、商品を注文をしたように思い込ませるための電話対応マニュアルを作って主に高齢者の自宅に電話をかけていたということです。
警察は、このグループによる被害は全国で数億円に上るとみて、捜索で押収した資料などを調べることにしています。
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詐欺防止、トイレで手口読んでとペーパー配布

なるほど…トイレットペーパーとに書いてあるというのはなんかちょっと嫌ですが、効果はあるのかもしれないですね~。
でもやっぱり最後の一文にあるように、身近な人と話すことが一番大事でしょうね。

詐欺防止、トイレで手口読んでとペーパー配布
10月20日 読売新聞

詐欺の手口を印刷したトイレットペーパーを手渡す署員ら(益田市で)

島根県警益田署は振り込め詐欺の手口を印刷したトイレットペーパーを、益田市の大型スーパーで買い物客に配った。

多発する詐欺被害を防ごうと同署が企画、「毎日のように使うトイレットペーパーなら読まれるはず」という期待を込めている。

架空請求や還付金詐欺、融資保証金詐欺などの手口をイラスト付きで紹介。「まず疑い、すぐ確認、すぐ相談」との文言で、一人で判断し、振り込まないよう注意を促す。

市内では今年4月、息子を名乗る男から電話を受けた70歳代女性が4500万円を詐取され、8月にも宝くじの当選番号を教えるという手口で50歳代女性が125万円をだまし取られている。

スーパー出入り口で署員らがトイレットペーパー約100個を配布。独居高齢者は犯罪に気付きにくいといい、「身近な人と積極的に会話して」と注意を呼びかけた。(小林隼)
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昭和の80代女性280万円詐欺被害

ああ…また騙されてしまいましたか。事前に家族に相談できればいいんですけどね。
離れて暮らしている人も多いでしょうし、気を遣って相談しないというパターンもあるかもしれないですね。
少しでも不審だなと思ったら、すぐ誰かに相談してほしいと思います。

昭和の80代女性280万円詐欺被害
福島民報 10月16日

会津坂下署は15日、昭和村の80代の無職女性が「金融機関から下ろした現金280万円をだまし取られたと発表した。成り済まし詐欺事件として調べている。
同署の調べでは今月10日午前、女性宅に警察官を名乗る男から「あなたがお金を預けている金融機関がつぶれるので、お金を別な金融機関に移した方がよい。専門家から電話がいく」と電話があった。その後、別な男から電話で「お金を他県の金融機関に積むので預けてほしい」と言われた。男の話を信用した女性は預金を下ろし、自宅を訪ねてきた男に現金280万円を手渡した。
その後、不審に思って家族に相談し14日に同署に通報、詐欺だったことが分かった。
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投資詐欺:高齢者狙われ急増 半年で1098件97億円

こういうふうに被害に遭ってしまった方の具体的な経緯を知ると、ただただ犯人が憎くて仕方ないですね。被害者の方はこつこつ頑張ってこれだけのお金を蓄えてきたというのに、片や騙した方はいとも簡単に、それもこんな悪どい方法で大金を得ているなんて。そんなことが許されるわけないですよね。
一見すると大金という利益を得ているように見えますが、利益なんかではない、精神的な観点から見るとむしろ自ら破滅への道を選んだようなものだと思います。

投資詐欺:高齢者狙われ急増 半年で1098件97億円
毎日新聞 10月06日

架空の投資話で金をだまし取られる被害が急激に増えている。被害者の大半が60歳以上の高齢者だ。1件当たりの被害額は、振り込め詐欺の倍とされる。「老後が楽になると思った」。老後の蓄えをすべて失ったという兵庫県の無職男性(76)が毎日新聞の取材に応じ、将来の心配から手を出した心情を語った。

◇蓄え全部失った…兵庫の男性「1000万円」被害

現在は年金生活の男性は、父親から引き継いだ個人商店を営んでいたが、約30年前、オイルショックなどの不況で店をたたんだ。その後は契約社員として、70歳まで土木や配管の仕事を続け、家族を養ってきた。

正社員ではなかったため退職金などはなかったが、老後のためにコツコツと貯金し、退職時には約1000万円を蓄えた。

不審な封筒が自宅に届いたのは退職して約4年後の2011年11月。東京の精密機器開発会社を紹介するパンフレットが入っていた。この会社の未公開株の購入を勧める一文もあった。

数日後、株の仲介会社を名乗る男が自宅に電話してきた。「パンフレットが届いた人しか未公開株を買えません。今、買えば5割増しで別の投資家が買い取ります」

男性は半信半疑だったが、「万が一、損しても少額ならいいのではないか」と考え、20万円分(4株)の購入を申し込んでしまった。

間もなく、精密機器開発会社の営業担当者を名乗る男が自宅を訪ねてきた。「大企業に成長する」。会社の将来を熱っぽく語った。手渡された株券に透かしが入っていたこともあり、男性は警戒心を失ったという。

それ以来、複数の株仲介会社をかたる電話が次々とかかり、未公開株の購入を勧めてきた。「芸能人や政治家が脱税した裏金で、株を高く買い取ってくれる」「購入額の4.8倍で引き取る」。男性は甘い言葉に舞い上がり、196株(980万円)を追加投資した。

株仲介会社が定めた株券の買い取り日が待ち遠しかった。当日は兵庫県内のJR駅前で社員と会う予定だった。しかし、前日に突然、キャンセルしてきた。その後、精密機器開発会社に未公開株の買い戻しを求めたが、電話が不通となった。

男性はようやく詐欺被害を疑い、警察に相談した。民事訴訟も起こしたが、金が戻ってくる可能性は低い。

男性は「詐欺に引っかかって恥ずかしい。年を取って体力が衰え、老後を少しでも楽にできればと思ってしまった」と悔やむ。そして、「詐欺グループは、老後が心配な私のような世代を狙っている」と憤った。
 
◇被害の9割、60歳以上

警察庁によると、未公開株の購入など金融商品取引を名目にした投資詐欺の認知件数(未遂含む)は今年1~7月、全国で1098件、被害総額は約97億3400万円に上った。

集計を始めた2010年(2~12月)は112件(約7億124万円)。既に約10倍に達している急増ぶりだ。被害者の9割以上は60歳以上で、高齢者が標的にされていることがうかがえる。

1件当たりの被害額が多いのも特徴という。振り込め詐欺などの特殊詐欺は1件当たりの被害額が約431万円なのに対し、投資詐欺は倍の約925万円。警察庁は「高齢者は情にほだされやすく、蓄えがあるとみられるため狙われやすい」と注意を呼びかける。
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