ますます悪質になる、ネット副業「斡旋詐欺」の手口

インターネットが普及して誰でも副業ができるようになりましたが、検索してみると怪しげなところが多いですよね。
特に、短時間で高額稼げる、などといった内容を売り文句にしているところは…。アフィリエイトやドロップシッピングも一時期話題でしたが、そういうので稼げるのは本質的なところからしっかり勉強している人なんじゃないかなーと思います。軽い気持ちで始めて成功する人も中に入るのかもしれませんが、まずないですよね。

ますます悪質になる、ネット副業「斡旋詐欺」の手口
(ゲンダイネット 9月3日)

「副業で稼げます」と保証金をだまし取っていた業者が消費者庁によって会社名を公表された。この会社は「メディアリクルート」などの名を使ってメールマガジン作成のアルバイトを募集。応募した人に「副業を斡旋するからHPを作らないか」と持ちかけて30万~40万円の開設費用を払わせながら、ほとんど仕事を斡旋していなかった。同社をめぐる相談は全国で65件あり、相談者が支払った金額は4200万円に上るという。

実は副業で小遣いを稼ぎたい心理につけ込む、この種の手口はごまんとある。今回の事件と似ているのが「ドロップシッピング」を悪用した手口。ドロップシッピングは物品の販売業者がブログ運営者に「当社の商品をブログで宣伝して欲しい」と要請。商品が売れたらマージンを支払う。悪徳商法評論家の多田文明氏が言う。

「大半の業者は真面目にマージンを払いますが、中にはだますのが目的の詐欺師もいます。『月に数十万円稼げる』と持ちかけ、20万~50万円の登録費用を請求。さらに宣伝用HPの作成も請け負うと言って費用を取る。HPの費用だけで400万円払わされた人もいます」

企業などの文書のワープロ打ちを紹介するといって登録費用30万円を払わせ、「あなたの文書はデキが悪い」と数千円しか払わず、仕事もストップというケースもある。

有料サイトで人気タレントなどになりすまして男性と会話をし、サイト利用料を払わせる“サクラサイト商法”。これの進化形もある。

「被害者は主婦が中心。有料サイトの運営者に『男性の悩みを聞くだけで稼げる』と持ちかけられ、社長などを名乗る人物とメールで会話。主婦はサイト利用料を払わなければならないが、“社長”は『利用料は私が月末に払う。立て替えておいて』と約束する。彼はまもなくドロンし、主婦は多額の利用料を払うハメになります」(多田文明氏)

ラクして稼げる仕事などないということだ。
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