消費者心理が大幅に悪化 生活不安度指数、4年4ヶ月ぶりの水準まで落ち込む [消費]

サブプライムローン問題、原油・原材料価格の高騰、円高・ドル安。 雇用不安定さ、物価上昇。 本当に不安になる要因ばかりです。[バッド(下向き矢印)] 先行きは全く分かりませんが、なんとかこの暗くて長いトンネルから抜け出したいですね。[ー(長音記号2)]



消費者心理が大幅に悪化 生活不安度指数、4年4ヶ月ぶりの水準まで落ち込む
(2008年06月02日 MoneyZine)


 社団法人日本リサーチ総合研究所が実施した調査で、消費者の生活不安度指数が4年4ヶ月ぶりの水準まで悪化したことがわかった。
 今後1年間の暮らし向きについて、消費者の主観的な見通しを示す指数「生活不安度指数」が4年4ヶ月ぶりの水準まで悪化していることが、社団法人日本リサーチ総合研究所が実施した「今後1年の消費と貯蓄の見通し」の調査で明らかとなった。
 サブプライムローン問題や原油・原材料価格の高騰の影響に加え、不透明な米国経済の行方や急激な円高・ドル安や株価の低迷といった金融・資本市場の不安定な動きもあり、企業は経営環境の急変から先行きの警戒感を強めている。
 消費者の先行き見通しをみても、雇用や収入の先行きは横ばい、または弱含みの状態のなかで、引き続き、先行きの景況感は悪化、物価の先行きも上昇を見通しており、こうした状況が消費者心理にもマイナスに影響したものと思われる。
 生活不安度指数は、今回の4月調査では151となり、前回2月(141)と比べると10ポイント上昇、大きく後退を示す結果となった。なお、同指数が150台まで悪化したのは、03年12月(150)以来4年4ヶ月ぶりである。
 同研究所は「引き続き、消費者・家計を取り巻く環境は厳しく、収まる気配の見えない原材料高、原油高への不安も広まりつつある。この水準まで大きく悪化した消費者心理の早期の改善は難しい状況にある」とみている。


共通テーマ:マネー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。