釧路の老舗漁業会社自己破産、震災で社長ら失う

社長に専務を同時に失いか…。これは痛いですね。
やはりこういう業者は後継者とかがいればなんとかなりそうですけど、奥さんが再建のためにと言ってもそれまで経営に直接携わっていなければ正直難しい所があると思いますね。
取引先からしたら、これから見込みがあるか無いかは奥さんの経営手腕にかかっているのですから。

災害による不幸な倒産…とでもいいましょうか、本当老舗の企業を失うのは日本にとって打撃だと思いますね。



釧路の老舗漁業会社自己破産、震災で社長ら失う
( 9月1日 読売新聞)


東日本大震災で社長らを失った北海道釧路市の漁業会社「浜木漁業」が1日、釧路地裁に自己破産を申請した。

 同社は1919年創業で、スケソウダラの沖合底引き網漁や遠洋マグロはえ縄漁などを行っていた。しかし、震災の際に出漁する漁船を見送るため宮城県気仙沼市にいた浜木良雄社長(当時85歳)が死亡、文雄専務(当時55歳)が行方不明になっている。

 同社は、良雄さんの妻トシ子さんが社長に就任し、再建を目指していたが、事業継続を断念した。

 帝国データバンク釧路支店によると、2002年12月期の年売上高は約7億6700万円だった。負債総額は約6億7000万円に上る。

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