監査法人初の倒産、隆盛<りゅうせい>監査法人が破産手続き開始決定受ける

千代田区紀尾井町に事務所を置けるのだから、ある程度しっかりした会社なのでしょうね。
それでも自己破産手続きを始めるんだから、今はもっと小さな監査法人は相当痛いでしょうね。
この不景気でダメになってしまう所も多いでしょうに。
景気よく設けていた時代も終了ってことでしょうかね。



監査法人初の倒産、隆盛<りゅうせい>監査法人が破産手続き開始決定受ける
(12月7日 帝国データバンク )

 隆盛<りゅうせい>監査法人(TDB企業コード:989703355、千代田区紀尾井町3-27、清算人清水祐介氏)は、11月25日に東京地裁へ自己破産を申請し、11月30日に破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は荒木理江弁護士(東京都中央区京橋2-8-21 、電話03-5159-7030)。債権届け出期間は2012年1月18日までで、財産状況報告集会期日は2月29日午後2時30分。

 当法人は、2006年(平成18年)8月設立の監査法人。中小クラスの上場会社の会計監査などを手がけていた。

 しかし、当法人代表社員(当時)の一人であった石井清隆氏が有価証券報告書に適正意見を出していた工作機械メーカーの(株)プロデュース(ジャスダック、新潟県長岡市)が、架空循環取引により売り上げを嵩上げした粉飾決算をしていたとして、2008年9月に証券取引等監視委員会の強制調査を受け、同月26日に新潟地裁へ民事再生法の適用を申請する事件が発生して当法人の信用が失墜。2009年1月に、総社員の同意により解散していた。

 なお、2009年3月から4月にかけて証券取引等監視委員会は、石井清隆氏等を証券取引法及び金融商品取引法に違反したとして、さいたま地検に告発。さらに2009年5月、さいたま地検が、当法人の資金4900万円を着服していたとして石井清隆氏を業務上横領で起訴していた。


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