東日本大震災:大泉の豆腐メーカー、生産できず破産へ 渋川の外食事業者も /群馬

各地で震災の経済的被害が出ていますね。 豆腐のためにくみ上げていた地下水が濁るとはもう業務停止をせざるおえない事態ですよね。 きっと、このメーカーさんは苦渋の決断をしたんでしょう。 震災で引き起こされる被害の大きさが日に日に大きくなるのが怖いです。




東日本大震災:大泉の豆腐メーカー、生産できず破産へ 渋川の外食事業者も /群馬
(4月13日 毎日新聞 )

 民間信用調査会社の東京商工リサーチ前橋支店によると、豆腐製造会社「寿屋」(大泉町仙石3)が今月4日に事業を停止し、近く自己破産を申請する。東日本大震災後、豆腐製造のためにくみ上げていた地下水が濁るようになり、事業継続の見通しが立たなくなった。
 一方、県内でレストラン2店舗を経営する「セイコープロモーション」(渋川市石原)も3月31日に事業停止し、自己破産を申請予定。計画停電で客入りが低迷したことなどが要因という。
 同支店によると、寿屋は1966年創業。国産の原材料と、地下水を使って豆腐や油揚げを作り、県内の大手スーパーや飲食店を中心に販売。売り上げのピークは97年3月期の約1億5000万円だが、価格競争や原材料の値上がりで10年3月期は1億2000万円に減少していた。大震災後はガソリン不足などから原材料の調達が困難になった上、豆腐作りに不可欠な地下水が汚れ、事業停止に追い込まれたという。負債総額は約1億円。
 一方、セイコープロモーションは、ガラス・サッシ工事業として88年創業。99年にレストラン経営に転換し、高崎市上並榎町と前橋市荒牧町にイタリアンレストラン「マリーザ」を展開していたが、他社との競合で売り上げが悪化する中、大震災が追い打ちをかけた。負債総額は約2億円。

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